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区立保育園にネイティブティーチャーが来てくれる!?港区の「英語で遊ぼう事業」

 

こんにちは、Manaです😊

今回は、東京都港区が行っている区立保育園への「ネイティブティーチャー派遣」についてまとめてみます。

 

ネイティブティーチャー派遣とは?

この取り組みは、港区が行う「英語で遊ぼう事業」の一環として、英語を母語とするネイティブティーチャーを区立保育園に派遣し、子どもたちが自然に英語に親しめる環境をつくることを目的としています。令和6年4月から全区立幼稚園で実施されていましたが、令和7年度からは区立保育園にも拡大されました。

 

活動の概要

港区が公表している資料によると、事業の概要は以下の通りです。

項目 内容
実施頻度 週2回程度、1回5時間
対象クラス 2歳児クラス〜5歳児クラス(実施年齢は各園で決定)
実施園 区立の直営保育園 全15園
(芝保育園、芝公園保育園、南麻布保育園、本村保育園、西麻布保育園、麻布保育園、飯倉保育園、赤坂保育園、南青山保育園、青山保育園、伊皿子坂保育園、高輪保育園、白金保育園、こうなん保育園、台場保育園)
活動内容の例 ・英語によるコミュニケーション活動
・英語による読み聞かせ、歌や遊戯などの活動
・給食時の英語によるやりとり、食育活動など

 

実際の様子

先日、私の子どもが通っている保育園にもネイティブの先生が来てくれました。子どもに感想を聞くと「楽しかった!」とのこと。帰宅後には、覚えた英単語を披露してくれて驚きました。
同じ園に通うママ友たちからも好評で、

「英語に興味を持つきっかけになりそう」
「習い事に通わせなくても英語に触れられるのはありがたい」
「うちは家庭で英語を話すから、保育園でも英語に触れられるのがうれしい」

といった声がありました。

 

親として感じたメリットと課題

ちょうど我が家では海外赴任の話が出ていたタイミングだったため、この取り組みはとてもありがたく感じました。

1回5時間 × 週2回 × 4年間(2歳〜5歳)=約1,920時間

これは、英語習得に必要とされる2,000〜2,500時間にかなり近い数字です。通園中にこれだけの英語に触れる機会があるのは、非常に魅力的だと感じます。

一方で、対象は「区立の直営保育園」に限られています。民間委託園(元麻布保育園、神応保育園など)や私立園は対象外です。港区ではもともと直営の区立園の人気が高く、今回のような制度導入により園間格差が広がらないかが少し気になるところです。

 

まとめ

港区のネイティブティーチャー派遣事業は、英語との“自然なふれあい”を保育園生活に取り入れられる貴重な機会だと思います。このような公的な取り組みがもっと広がっていくことで、子どもたちが無理なく異文化に触れ、言語への抵抗感を減らせるといいなと感じました。

 

 

Mana🍀